強力な抗酸化作用を持つアスタキサンチン

カニやエビなど、甲殻類の殻の赤い部分にある色素物質をアスタキサンチンといいます。

 

この成分の持っている老化に対する効き目、目への影響やブルーベリーとの関わりなどについて考えてみましょう。

 

アスタキサンチンとは何か

 

アスタキサンチンとは、βカロテンやリコピンと同じように、18種のビタミンと20種類のミネラル、8種のアミノ酸に次いで重要な栄養分であるカロテノイドの一種です。カロテノイドは600以上もの種類がありますが、前述した甲殻類の赤い殻や、鯛の表面や鮭の身、イクラなどの赤い部分の色素成分を言い、サプリメントですとアントシアニンなどとともに、ブルーベリーのサプリに配合されていることが多いです。

 

アスタキサンチンには、活性酸素を抑える抗酸化作用があります。
細胞の中の脂質の酸化を防ぎ、細胞の老化を食い止めてくれるので、アンチエイジングに対する効力があるとされ、美容液など化粧品の成分としても使用されています。

 

アスタキサンチンと眼精疲労

 

目には神経が集まった束があり、非常に重要且つデリケートな器官です。

 

よって、網膜で栄養分を吸収する場合、入り口には「血液網膜関門」という栄養素の関所のようなものがあり、ここで不要と判断された物質は全て弾かれてしまいます。
反対にここを通過した成分だけが、その効果を発揮することが可能なのです。

 

この関所はβカロテンやビタミンCも通れませんが、アスタキサンチンはこの血液網膜関門を確実に通過でき、目に対してダイレクトに抗酸化作用を発揮することができます。そのため、眼精疲労の改善に高い効果が期待できます。

 

アスタキサンチンと血液

 

活性酸素は、血管の中でドロドロの血液を押し流す際に過剰に発生してしまいます。

 

アスタキサンチンは、その際の影響を最小限に抑えることができると言われており、血液中の活性酸素やコレステロールの減少に有用です。

 

それに加えて善玉コレステロールの酸化を予防する働きもあり、悪玉コレステロールの増加の抑制にも影響力があります。

 

このように、血液の活性を助ける働きもあるため、アンチエイジング効果に対する期待もより高まっています。

 

アスタキサンチンと美肌

 

アスタキサンチンには、目に対してだけでなく、肌への効果も期待されています。

 

肌への抗酸化作用によってシミやシワ、タルミなどの予防ができることから、様々な商品が開発され、アスタキサンチン配合の化粧品を目にすることが増えました。

 

アスタキサンチンと目の老化

 

加齢に伴って目の中の抗酸化物質が減少することによって、白内障や黄斑変性症などの眼病を発症する可能性が高くなります。

 

黄斑変性症などは一度発症してしまうと根本的な治療法は無く、進行を遅らせることしかできません。しかしアスタキサンチンを使用することによって、このような眼病の予防をすることができます。

 

老化予防は目に対してだけではない

 

アスタキサンチンは、免疫力を正常化する効果においても高い期待が寄せられており、それによって脳の細胞を若返らせ、痴呆症の進行を食い止める働きもあるとされています。

 

 

アスタキサンチンの摂取量

 

手軽に摂取できる身近な食品と言えば鮭の切り身などが挙げられますが、コレステロールの酸化予防に必要とされる量は1日あたり0.6mgです。また、眼精疲労への効き目を望むのであれば1日6mgほどを取り入れる必要があります。

 

すなわち眼精疲労に対する成果を得るためには、紅鮭であれば100gのものを2切れ食べる必要があります。

 

これは脂に溶ける性質を持っていますので、網焼きにするよりもオイルを敷いたフライパンで焼くなど、油を使って調理することで吸収率が上がるといわれています。

 

更に、カロテノイドはそのうちの1種類を単独で摂取するよりも、色々なものから摂取する方がより強い効き目が発揮されると言われています。よって、βカロテンやリコピン、ルテイン、アントシアニンなども併せて摂るようにするのが望ましいです。

 

また、ビタミンCやE、亜鉛、銅、鉄、マンガン、セレニウム、コエンザイムQ10などの成分を一緒に摂ることで、非常に強い抗酸化作用を実現できると言われているので、食品のみならず、これらを素材としたサプリメントなども併用するとより効果的なのではないでしょうか。

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