ビタミンCの抗酸化作用は目の健康にも効果的

ビタミンCはビタミンのなかでもっとも認知度が高く、たくさんのすばらしい効果をもたらしてくれるビタミンです。

 

美白、美肌、老化から身体を守る抗酸化作用、免疫力を高める、ストレスの緩和、など たくさんの効果がありますが実は、ビタミンCは目にもよい効果をもたらしてくれます。ここではビタミンCの目に対しての効果をみてみましょう。

 

目に必要なビタミンC

 

目においていえば、ビタミンCは 水晶体と角膜にとくに多く存在します。つまり、水晶体と角膜は、それだけたくさんのビタミンCを要する器官なのです。ビタミンCは水晶体の透明性を保ち、さまざまな疾患から目を守ってくれます。

 

目に必要な強いコラーゲンはビタミンCなくしてはつくられない

 

ビタミンCは美白効果で女性にはとくに注目されるビタミンですが、肌のしみ、シワを予防する効果もあります。

 

しみは紫外線のダメージから身体を守ろうと、しみの原因であるメラニン色素が過剰に生成されることから起こります。

 

新陳代謝が活発であれば、しみも残らないのですが、老化により新陳代謝がが追いつかない場合には、色素が肌に残ってしまい、しみとなってしまいます。

 

また、肌のハリや弾力を保つのはコラーゲンというタンパク質の一種ですが、そのコラーゲンの生成のためにもビタミンCが欠かせない存在なのです。

 

眼球の一部を構成し、カメラでいうとレンズの役割を担う水晶体と角膜は、ほとんどの部分がコラーゲンにより成っています。

 

ですので、水晶体や角膜がダメージを受けた場合がも、そこにビタミンCが充分に存在すれば、コラーゲン生成がきちんと行われ、細胞の修復が可能です。

 

最近はコンタクトレンズをしようする人も多く、角膜をいためてしまう人も多いですが、そのような方にはとくにビタミンCが有効なのです。

 

目によいことで知られる果物のひとつにブルーベリーがありますが、ブルーベリーの紫色をつくる色素のひとつアントシアニンも、ビタミンC同様、コラーゲンの生成を促します。ブルーベリーにはビタミンCも多く含まれているので、アントシアニンとビタミンCの相乗効果で目に必要なコラーゲンがより作られやすい環境が整うわけです。

 

ビタミンCとアントシアニンの相乗効果によりつくられる強いコラーゲンは、角膜にしっかりとした網目になって張りめぐらされ、紫外線などの外からのダメージから目がしっかりと守られるようになり、眼病予防に非常に効果的なのです。

 

ビタミンCはドライアイにも

 

目の問題と聞き、多くの人がまず思い浮かべるのが ドライアイ ではないでしょうか。実は、水晶体と角膜にビタミンCが充分に存在していれば、防ぐことができるのです。

 

ドライアイで目が乾燥していると、角膜までダメージが及ぶ場合もありますが、ビタミンCが充分に摂取されていると、角膜が守られ、と同時にひとりでに修復作業が行われます。

 

白内障に有効なビタミンC

 

アメリカの科学者ライナス・ポーリング博士をご存知でしょうか。

 

ノーベル化学賞と平和賞の両方を受賞され、彼はビタミンCがどれだけすばらしいかをいろいろな面から証明しており、白内障予防にもビタミンCが有効であることを語っています。

 

ポーリング博士だけでなく、さまざまな研究者が臨床実験を行い、ビタミンCと白内障予防の関係、そして、有効性を証明しています。

 

太陽からの有害紫外線から目を守ることが白内障予防に有効、つまり、肌と同じように、目にもビタミンCがとてもすばらしい効果をもたらすのです。

 

老眼にも効果を発揮するビタミンC

 

加齢により、水晶体が弾力を失うと、ものを見るためのピント調節のコントロールが弱まり、老眼の原因になります。

 

加齢による老化には決して抗えないため、残念ながら、老眼も100パーセントの予防はできません。

 

けれども、人体において加齢のスピードをゆるやかにすることはできるのと同様、目に対してあらわれる老化現象を遅らせ、軽減することは可能です。

 

また、老化にともなう目の病気として、とても多くの人が耳にしたことのある 白内障 は 水晶体のタンパク質が変性し、その透明感を失い、白くにごってしまう病気ですが、ビタミンCの抗酸化作用が、その症状を遅らせることが可能なのです。

 

つまり、ビタミンCの摂取は老眼や白内障の発症を遅らせることができるわけです。

 

ビタミンC以外にも ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンA の摂取が目の健康を健やかに保つのに有効と言われています。

 

黄斑変性症とビタミンC

 

黄班変性症とは 網膜にの黄班部が酸化してしまうことでおこる 視力や視野に問題がでてくる病気です。

 

一度発症すると完治は不可能だといわれており、進行を遅らせるしかありません。

 

現在のところ、保険外の薬のほうが進行抑制効果が大きく、その際には、一ヶ月で5万円以上が必要になってしまいます。

 

水晶体の黄班部分にビタミンCやルテインが十分に補われていると、黄班変性症のリスクを減らすことができます。

 

年齢を重ねるにつれ、ビタミンCの積極的な摂取が必要です。健康維持、美容のため、多くの人に認知されているビタミンC。目の健康維持のためにも、毎日の食事から、そして、サプリメントを利用しての 積極的な摂取が非常に役立ちます。